下の2つ、聞いたことありますか?
ポジティブ動作
ネガティブ動作
腕トレを例にすると、ダンベルを持ち上げるのがポジティブ動作
持ち上げたものをスタート位置まで戻すのがネガティブ動作
世間ではネガティブ動作に重点を置くべきだと言われています
ぶっちゃけ、こだわらなくてイイ
一時期、ネガティブ動作に重点をおいたトレーニングをしました
☆結果☆
大して効果がグンと上がらなかった!
ポジティブ・ネガティブ、どちらに重点をおくのか絞る必要はないけど、この知識を生かしたトレーニング内容にすれば効果を上げることはできます
2つの特性を説明しながら、筋肥大を加速させるポイントを紹介するね!
筋収縮の様式について
ポジティブ動作(求心性収縮)
ネガティブ動作(遠心性収縮)
ポジティブ動作とは
論文用語では求心性収縮もしくは短縮性収縮
重いものを持ち上げると力こぶが出るよね?
筋繊維が集まってきて力こぶができる
筋肉の長さを短くしながら収縮させる運動のこと
ネガティブ動作とは
論文用語では、遠心性収縮もしくは伸張性収縮
重いものを持ち上げて力こぶができ、下げていくと力こぶは薄くなっていく
集まっていた筋繊維を元の状態に伸ばす
筋肉の長さを伸ばしながら収縮させる運動のこと
ネガティブ動作に縛られないで!
ネガティブ動作に力をいれるべし!コレ、よく聞きます
トレーニングを始めた3年前、僕もネガティブ動作を意識しました
いろいろな論文に目を通したり、Googleのお世話にもなりました
筋トレに関しての研究論は、未だに厳格な答えが見つかっていないのが現状
それはなぜか?
人間の身体、人それぞれ個体差があって、かつメンタル面の違いもあるため
どちらも筋肥大の効果に差はない
ニューヨーク市立大学のシェーンフェルド氏らの研究によると、ポジティブ動作とネガティブ動作、どちらも統計学的な有意差は見られず、ネガティブ動作のがやや高い程度にとどまるという結果が発表されました。
どっちでもイイ
ポジティブ動作とネガティブ動作の知識をどう活かせるかです
筋トレのバリエーションとして活用
トレーニングをしていると、だいたい同じメニューをこなすと思います
飽きてきませんか?
飽きは必ずきて、モチベーションdown
トレーニングから遠ざかってしまうパターンは誰にでも起こりえること
ポジティブ動作とネガティブ動作でトレーニングにバリエーションを加える
今日はポジティブ動作に重点を置こう!
今日はネガティブ動作に重点を置こう!
どちらも筋肥大の有意差に大した開きがないなら、トレーニングのモチベーションUPとして活用する!
筋肉痛が好きかどうかで決める
全身の筋トレをすると、筋肉痛の有無が異なる場所があるのに気づきましたか?
肩のトレーニング、サイドレイズを例に説明します
肩のトレーニングは筋肉をギュッと絞るポジティブ動作がメイン
大胸筋や下半身に比べると筋肉が強く伸びるメニューが無い
筋肉を強く伸ばして、筋肉を多く傷をつけた代償が筋肉痛
筋トレをした実感が欲しいのであれば、ネガティブ動作をメインに取り組むのがオススメです
筋肉痛がモチベーションUPに繋がる場合は是非取り入れよう!
どちらも大差がないことを利用する
ポジティブ動作とネガティブ動作、どちらに重点を置くべきなのか
科学的にどちらでも筋肥大の有意差は少ないと証明されました
僕のトレーニング経験上、どちらも効果に大して差がないことを体感
どちらでもイイからこそ、トレーニングのバリエーションとして活かす
今日はあまり元気がないなと思えば、軽い重量でネガティブ動作に重点を置こう!
元気モリモリだから、高重量に挑戦してポジティブ動作に重点を置こう!
トレーニングに飽きがこないように、バリエーションを持つのが大切
是非、今日のトレーニングから意識してみてね!
それでは良い筋トレLIFEを!
